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ミヤハラヨウコの日記

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2015/4/7  PIPPin

70年代のブロードウェイミュージカルに「ピピン」があった。
2年前、あらたな演出で再演され、再びトニー賞に!?
前のときは、ウィリアム・カットが主演していた。
本場のミュージカルはもちろん見にいけなかったけれど
TVでやっていた。(見ないよりマシという程度でしょうが)
「アメリカン ヒーロー」で胸に「中」マークがついた
赤いスーツ姿のウィリアム・カットは
くるくるの巻き毛でなんだか幼く見えたけれど
どうどうと歌っていたんだなぁ。

年の始め、「glee」シーズン5を見ていたら
「ピピン見に行こー!」と友人を誘っているのを聞いて
ええっ再演!? と思っていた。
それが先日、都内でも上演するというので見にいった。

歴史は好きだったから
カール大帝の息子が短躯王とか傴僂王とかよばれていたのも覚えていたけれど
どこか愛されていると感じるのは、その名前のせいだけではないんだろう。
「指輪物語」にも彼から名前をもらったにちがいないキャラクターが
登場している。

歴史上ピピンは王様になったけれど、
これは自分の人生を探しにいく青年の物語。
以前は、All That Lazzみたいなクールなダンスに、おちゃめなピピン。
今回はサーカスみたい。カラフルな衣装と演出。
ラストにもうひとひねり、子どもが一人アカペラで歌いだす…。
それもいいね。
人はそれぞれ、はじめて生きる「人生」を生きていくものだし
「歴史はくりかえす」て話でもあるね。
例えば「ウェストサイドストーリー」「エビータ」「キャッツ」のように
強烈に歌がのこらないのが残念なところで、
それが長い間再演されなかった理由なのかな。
逆に「レント」は歌は残るのに、ストーリーはほぼ忘れてる。

ところで、スノードームですが。
外側は乾いているのに中には十分な水があって、完全に閉じられている。
この密閉されたドームは、いわばタイムカプセルで、
懐かしさや空気感も、いっしょに封じ込めている感じがするので
なにか思い出す時よくイメージとして浮かんできます。

2015/4/7  

うれしいことがあった。
ホームページに問い合わせメールをいただいた。
「通っているクリニックの壁に飾られている絵がほしくてさがしていたら
ほぼ日のジフアニメにたどり着いた」そうで
添えられていたのはミニ本「SNOWDOMES」の一場面。

クリニックが開業した当初から飾られていて
一度移転されたにもかかわらず、
今も変わらず飾ってくださっているそうです。
そのお話もうれしいですし
それを目にとめて、わざわざ探してくださったお話もうれしい。
10年以上まえにつくったポストカードなのに、
絵に力があったんだなぁと驚いています。

スノードームはスノーグローブとも言いますが
ガラスのドームまたは球体のなかに透明な水と雪を模した白い粉、
風景や人のミニチュアがはいっていて
ガラスをふると水中に雪が舞うようになっている。
世界中のお土産物にあって、熱狂的なコレクターもいる。
その世界観がすきなので、カエルのキャラクター「ピエール」に
スノードームでめぐる世界旅行をしてもらおうと描いたのが「SNOWDOMES」

雪ばかりじゃつまらないから、霧の湖や
ガンボールマシン(ボール型ガムのガチャガチャ)の中にも入れてみた。
両面印刷してもらったのを、自分で切ってはって折ってミニ本にした。

「ピガギャラリー」での個展の時、
このガンボールマシンの実物大模型を作った。
30cm直径くらいのアクリル球を買ってきて、
中に、ハッポースチロール球に色を塗ったガムボールとカエルの模型をいれた。
近所の小学生が毎日、見に来てくれました。
描くのも作るのも楽しかったから、
楽しげな雰囲気が伝わればいいなと思っていた。
ちゃんと伝わったってことだね、これすごいことだと思う。

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